構想された真実 エリック・ホッファー自伝 エリック・ホッファー著

この前のNHKの飛ぶ教室で取り上げられていたエリック・ホッファー自伝を読んでみた。
パーソナリティの高橋源一郎によるとかなり有名な人のようであるし、この本のあとがきにもアメリカでは大変有名な人だと書いてあったが、僕は知らなかった。
もしかしたら誰かに聞いて知っていたかもしれないが、まったく記憶になかった。
“構想された真実 エリック・ホッファー自伝 エリック・ホッファー著” の続きを読む

時代の抵抗者たち 青木理著

青木理と言う人はテレビでしょっちゅう見かけているけれど本を読むのは初めてだ。
テレビと言ってもサンデーモーニング以外は見た事がないけれど、口語調の文で書かれていると読みながらつい顔が浮かんで来る。
そんな事はどうでもいいのだが、日本と言う社会やその時々の時代に抗った人達へのインタビューを元にまとめた本書は、とっつき易くて読みやすいが、日本を憂える抵抗の書だ。
“時代の抵抗者たち 青木理著” の続きを読む

キッチンの悪魔 マルコ・ピエール・ホワイト著

この本は、最年少でミシュランの三ツ星を獲った男、マルコ・ピエール・ホワイトの自伝である。
この人、料理界のロックスターなどと言われ、風貌からしてそれらしいのだけれど、クレームつけた客を店から追い出すなどなかなか過激なところもあったらしい。
“キッチンの悪魔 マルコ・ピエール・ホワイト著” の続きを読む

鉤十字の夜 キャサリン・バーデキン著

時は、西暦2600年代。
世界は、ドイツ帝国と日本帝国に二分されて、ドイツ帝国ではヒトラーを神と崇めるヒトラー教のもと騎士と呼ばれる支配階級とナチ党員と平民の封建制の国家となっていた。
そして、被支配下地域であるドイツ以外の国々の国民は、ドイツ国民以下の階級となっていた。そして、キリスト教徒は誰からも蔑まれる賤民となっていた。
“鉤十字の夜 キャサリン・バーデキン著” の続きを読む