我が家ではクリスマスや誕生日などのイベントがあるとき、最初はイチゴのショートケーキをケーキ屋さんから買って来ていた。ただ、ケーキ屋さんは値段が高いし、特にクリスマスの時は予約したりしなければならず面倒くさい。
それじゃと言う事で、10年以上前から我が家では僕が、買って来たケーキ台に生クリームと果物でデコレーションケーキを作ることになっている。
ケーキを作るのはいいんだけれど、慣れてくるといつもスポンジ台を買って来るのはつまらないと言うか、ケーキを作ってますとは言えないような、なんと言うか忸怩たる思いとでもいう感じがして、いつの日にかスポンジ台も作ってやろうと思っていたが、なんかオーブンで焼くとか面倒臭そうな気がしてなかなか手を出せずにいた。
それが、今年のクリスマスは自前のケーキ台で行くぞと一念発起してスポンジケーキを焼いてみる事に挑戦してみた。
これが、意外と簡単に出来て家族のみんなもおいしいと言ってくれたのはいいんだけれど、やはりケーキ屋さんのようにはいかず、僕としては到底満足できるしろものじゃない。
と言う事で、僕のスポンジケーキ研究が始まった。
まずは、初回のクリスマスケーキのときのスポンジケーキ作りから書くことにしよう。
さて、やるぞとなってネットを検索していろいろなレシピを見てみるが、なにか少しずつ違って見えたりするんだけれどみんな同じように見えたりして、どれにしようか迷ってしまう。そして、焼く時間も違うし、はちみつ入れたり入れなかったり、バターや小麦粉の分量も少しずつ違っていたりして、ケーキを作るときはきっちり分量を量りましょうなんて言う言葉が嘘っぽく感じるくらい。
それなら、専門と言うか王道と言うか、小麦粉売っている日清製粉のレシピなら基本だろうから最初にやってみるにはいいだろうと言う事でこれに決めた。
作ってみて後から思うこと。
初回にしては、まあまあの出来だし思ったより簡単だった。
反省点は、ビビッて小麦粉の混ぜ込みが足らなかったので、ケーキを食べていたら小麦粉の白い粉が見つかった。まあ、そのまま食べたけど(笑)
また、その影響か結構膨らんだのはいいのだけれどきめが粗く滑らかさに欠ける感じがした。これは焼き過ぎの影響もあるのかも。
それとオーブンの焼く時間はオーブン毎に少し違うようなので、臨機応変に対応したほうがいいと思う。
ケーキ型は18cm丸形
材 料
日清バイオレット(薄力粉) 100g
砂糖 110g
牛乳 10cc
バター(必要に応じて) 15g
バニラエッセンス 少々
①前準備として
・オーブンを180℃で予熱する。
・卵、牛乳を室温に戻しておく。
・湯煎用のお湯を沸かす。
・小麦粉をふるいにかけておく。
・小麦粉、砂糖、牛乳、バターの分量を量る。
・牛乳とバターを湯煎用のお湯で溶かす。
・クッキングシートを型に合わせて切って、型の内側に貼り付ける。クッキングシートが型に貼りつかないときは少し油かバターを塗って貼り付ける。
②ボウルに卵3個を割っていれハンドミキサーで20~30秒軽く泡立てる。白身を切る。
③上のボウルに砂糖を加えて湯煎をしながら泡立てる。僕は、ガラスのボウルを使うので温まりにくいので早めにボウルをお湯につけておく。
卵が人肌程度になったら湯煎からはずし3~4分程白っぽくトロリとするまで高速で泡立てる。そのあと中速で1~2分程泡立てる。
他のサイトでは、垂らすとリボン状になるまでとか書いてある。
バニラエッセンスを加える。
④泡立てた卵のボウルに小麦粉を混ぜ込む。一度に入れると万遍なくいきわたらないから数回に分けて混ぜ込む。さっくりと切るようになんてレシピに書いてある。気泡を潰すので混ぜすぎ注意とも!
⑤常温に戻した牛乳と溶かしたバターを入れる。
木べらで手早く混ぜ合わせるとかレシピには書いてある。バターは生地がよりソフトになるが、牛乳やバターは気泡がつぶれやすくなるからバターは入れなくてもいいとかいてある。
一応、分量通りの牛乳とバターを入れた。
ここで、気泡がつぶれるとかあったのでビビッてあまり混ぜなかったら出来上がったケーキを食べているときに小麦粉の粉が出て来た(笑)
⑥焼き型に生地を入れる。
表面をゴムへらで平らにならす。最後に型を台にトントンと打ち付ける。
⑦オーブンにすぐ入れ、180℃で28分間焼く。
ウチのオーブンでは表面が少し焦げてきたが、初回だから我慢した。この辺りはオーブンによっていろいろらしく、表面に弾力があるかとか竹串をさして何もついてこなければいいとかで各々判断すればいいようだ。焦げた表面はあとで切り取った。