栗が1kgあったので半分は栗ごはん、残り半分を渋皮煮にしようとネットを散策してみたが、たくさんあり過ぎてどれにしようか迷ってしまう。こんな時は、公共放送NHK。なんか、自分の凡人ぶりに嫌気がさしそうだけど、まっいいか。
と言うことで、みんなのきょうの料理の大原千鶴講師のレシピで作ってみました。ただ、大原先生のレシピは1kgでしたが、ウチは栗が500gしかなかったので下記のレシピは、栗500g相当で書いてあります。
参照:みんなのきょうの料理渋皮煮
( 材料 )
栗 ・・・・500g
砂糖 ・・・・500g
重曹 ・・・・小3
ブランデー等・・・・大0.5(今回はキルシュワッサーを使用)
( 作り方 )
①熱湯に20分栗を浸す。
②栗の底の部分の鬼皮を渋皮に傷をつけないように切り取る。
ここがポイントで、中の栗の実が見えるようだと煮ている間にグジュグジュになってこわれるので、慎重に切り取る。
③ボウルに水を入れて、その中で手で軽くゴミを取る。そして、鍋に栗とヒタヒタくらいの水を入れて重曹小1を加えて強火にかける。沸騰したら中火で10分間煮る。
④鍋のお湯が真っ黒くなるので、鍋を流しに移して水を入れて足しながら水が澄んでくるまで水を流して入れ替える。このとき、栗に水が直に当たらないようにする。当たると渋皮に傷がついてしまうらしい。
また、この水を入れ替える途中で渋皮に残っている大きな筋を竹串等でとる。(余り神経質になると渋皮に傷をつけるので程ほどに)
栗の表面にもヌルヌルしたものやゴミがついているので、そっと手でこすって取り除く。最後にきれいな水に取り換える。
筋を取る↓
⑤上の③と④の筋を取る以外の水を取り替えと重曹小1を入れて10分煮るを2回繰り返す。
⑥最後に重曹を取り除く為にきれいな水にとりかえて重曹を入れずに5分間煮る。
⑦栗を鍋から取り出し、鍋を洗って栗とヒタヒタの水と砂糖の半量を入れてペーパータオルで落し蓋をして火にかける。煮立ったら弱火で5分間煮る。
栗に傷がついてしまいこわれて、栗の数が半分になってしまった。
次回からはこうならないようにしよう↓
⑧ペーパータオルを取り、残りの砂糖を入れて軽く混ぜ再びペーパータオルで落し蓋をしてさらに10分間煮る。
⑨火を止め、ブランデー等を入れて軽く混ぜて、そのまま冷ます。栗が煮汁につかるようにして冷蔵庫に入れる。
出来たては実が柔らかすぎるので、冷蔵庫で一晩以上おいたくらいのほうがおいしい。
大原千鶴先生のレシピでは、この渋皮煮は冷蔵庫で1週間保存可能とのこと。
煮沸消毒した保存瓶に煮汁に浸かった状態だと冷蔵庫で3~4か月間保存可能とのこと。
うちでも、翌日より3~4日後のほうが栗が締まっておいしかった。