進化と言えば、僕は中学か高校の教科書に載っていたキリンのような首の長い馬のような絵を思い出す。
ダーウィンの突然変異説に対して、ラマルクのキリンの首は木の高い所の葉を食べようとして段々と伸びてきたと言う説を説明するところの絵だった。僕が50年近くたっていまだにラマルクの名前を憶えているという事は、当時の僕に大変強い印象を与えたのだろう。
そんなことを思い出しながらこの本を読み始めた。
“生命の歴史は繰り返すのか? ジョナサン・B・ソロス著” の続きを読む
1964年の東京オリンピック 石井正巳編
副題が、”「世紀の祭典」はいかに書かれ、語られたか”
この本は、僕の大好きなNHKラジオ番組すっぴんの”源ちゃんのゲンダイ国語”コーナーで紹介されたのを聞いて、さっそく図書館から借りて読んだものだ。
断っておくが、僕が大好きなのは源ちゃんではなく、アンカーの藤井綾子さんだ。何がいいって、NHKアナウンサーのくせに時々タメグチになるところやいかにも楽しそうな笑いかたの素の感じがとてもいい。
“1964年の東京オリンピック 石井正巳編” の続きを読む
シリアからの叫び ジャニーン・ディ・ジョバンニ著
先日、受験生の娘が「この本読む?」 と聞いてきたのでふと見るとこの”シリアからの叫び”だった。
えっ、おまえ受験生だろ本なんて読む暇あるのかと喉まで出かかったけれど、それを呑み込んで「おお、読んでみるか」と言って読み始めた。
“シリアからの叫び ジャニーン・ディ・ジョバンニ著” の続きを読む
井上透のゴルフスーパーコーチング 井上透著
はっきり言ってなんなんだ!
井上透は、”はじめに” でこう言っている。
”特に僕が強く感じたことは、ゴルフスイングを部分部分で細かく切り離して、一定の形を求めるようなお仕着せのレッスンへの反発です。グリップはこうするべき、アドレスはこうするべき、というような、「~すべき」という決まり文句や、あるいは「~するな」と決めつけるスタイルのレッスンがあちこちにはびこっていることに、憤然としていました。”
“井上透のゴルフスーパーコーチング 井上透著” の続きを読む
琉球王朝崩壊の目撃者 喜舎場朝賢 山口栄鉄著
沖縄の事は、ずっと気になっている。
僕が、日本で生まれて日本で育った日本人だから。
太平洋戦争のとき沖縄で地上戦があり、多くの沖縄の人達が犠牲になったから。
沖縄に日本の米軍基地の70%があるから、そして、米軍基地は沖縄本島の15%を占めているから。
紛争地でもない所にアメリカ海兵隊の基地があるのは、世界中で沖縄だけだから。
日本人が同じ国の同胞に嫌なことを押し付け、バカにして高い所から見下しているから。大阪の警察官が、沖縄の人にバカにしたことを言ったから。僕の周りに大阪の警察官みたいな人間がいるから。
そうじゃない。
いやいや、そうかもしれない。
“琉球王朝崩壊の目撃者 喜舎場朝賢 山口栄鉄著” の続きを読む
ゴルフがいきなり上手くなる素振りレッスン 中井学著
ゴルフを始めた30数年前、コースになかなか行けないのはいいとしても練習場に行けないのはもどかしいことだった。
当時は、月間150時間前後の残業が一年中続くなんて労働環境だったから当たり前と言えば当たり前だったし、若い頃は他にもいろいろと興味のある事も多くて、ゴルフもスポーツよりもレジャーと言う雰囲気でお茶を濁す感じになって今まで来てしまった。
“ゴルフがいきなり上手くなる素振りレッスン 中井学著” の続きを読む
天皇陵の謎 矢澤高太郎著
僕がこの本に興味を憶えたのは、何かの本で天皇の墓でも普通のお寺の墓地にあるような墓もある、なんて話を読んだからだ。
だけど、この本にはそんな話は一切ない。
天皇陵、即ち三世紀から八世紀頃の天皇の古墳の話の本である。
“天皇陵の謎 矢澤高太郎著” の続きを読む
アルツハイマー病 真実と終焉 デール・ブレデセン著
この本、このブログに載せるのを忘れていた。
決して内容がないとか気に入らないとかそんなことではないのだけれど、なんとなく後回しにしている間に忘れてしまっていた。
“アルツハイマー病 真実と終焉 デール・ブレデセン著” の続きを読む
誰もいわなかったシンプルゴルフのすすめ 中井学著
僕のゴルフ本シリーズ、第なん弾だったか忘れてしまうくらい暇にあかせて読んでます。
これで、本の内容が身についたらすぐプロになれるだろうけどねぇ(笑)
“誰もいわなかったシンプルゴルフのすすめ 中井学著” の続きを読む
いつか深い穴に落ちるまで 山野辺太郎著
この本、どこで知ったのだろう?
新聞の書評欄? ネットのなにか? 他人からの情報?
何にも思い出せない。これは、いよいよアブナイかもなぁ?
“いつか深い穴に落ちるまで 山野辺太郎著” の続きを読む