チョンキンマンションのボスは知っている 小川さやか著

『チョンキンマンションのボスは知っている』、う~ん、なんと僕の好奇心を刺激する題名だろう。これを考えた編集者は、優秀な人なんだろう、きっと。
と言う事で、図書館のシステムで検索すると19冊も蔵書がある。なのに借りるまでに数カ月かかってしまった。それも、初版発行は2年前。
なんなの?
そんなにこの本、話題性があるの? なんかの流行り? 著者が有名人?
それとも、僕と同じで題名に惹かれただけなのか。
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構想された真実 エリック・ホッファー自伝 エリック・ホッファー著

この前のNHKの飛ぶ教室で取り上げられていたエリック・ホッファー自伝を読んでみた。
パーソナリティの高橋源一郎によるとかなり有名な人のようであるし、この本のあとがきにもアメリカでは大変有名な人だと書いてあったが、僕は知らなかった。
もしかしたら誰かに聞いて知っていたかもしれないが、まったく記憶になかった。
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時代の抵抗者たち 青木理著

青木理と言う人はテレビでしょっちゅう見かけているけれど本を読むのは初めてだ。
テレビと言ってもサンデーモーニング以外は見た事がないけれど、口語調の文で書かれていると読みながらつい顔が浮かんで来る。
そんな事はどうでもいいのだが、日本と言う社会やその時々の時代に抗った人達へのインタビューを元にまとめた本書は、とっつき易くて読みやすいが、日本を憂える抵抗の書だ。
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