ゴルフを始めた30数年前、コースになかなか行けないのはいいとしても練習場に行けないのはもどかしいことだった。
当時は、月間150時間前後の残業が一年中続くなんて労働環境だったから当たり前と言えば当たり前だったし、若い頃は他にもいろいろと興味のある事も多くて、ゴルフもスポーツよりもレジャーと言う雰囲気でお茶を濁す感じになって今まで来てしまった。
またまた、中井学さんなんだけども取り立ててこの人を気に入っていると言う訳ではないが、なんとなく信用できそうな雰囲気がある。
それは、スライスする人はオープンスタンスにすればいいと書いてあった事でそう思うようになった。
と言うのは、ずっと昔にパーシモンのドライバーからメタルヘッドのドライバーに変わった頃に僕自身がスライスするようになって、僕の父に対策を尋ねたところ、同じようにオープンスタンスを勧められて一発で治った経験があるところから来ている。
だから、スライス対策でクローズドスタンスを勧める人をネット等でみる事があるが、そういう人は一切信用しない。
ゴルフの練習環境について、今もそうだが自分のウチにボールの打てる環境があればもっとゴルフにのめり込めるんだがなと以前より思っていた。それで、室内にマットを敷いて6畳間で素振りを始めた。
これが、なかなかいい。何がいいってモチベーションが持続するのがいい。
と言うことで、この本を読んでみた。
この本に紹介されている素振りは全32種類。
そんなに書かれても消化出来ません、といいたいところだが、著者もそう思ったのか、症例別対策方法という観点で各素振りを分類して今風にアイコンを表示してくれている。
確かに分類されているとなんとなく分かりやすそうな気がしてとっつき易い。僕は、最初から順に読んでいって興味がある素振りは実際に自分でもやってみた。
やってみたが、はっきり言って良く分からない。まあ、直感で選んでやってみるしかないかなと思う。
それから、コースを周っている最中にする素振りなんかも載っている。
と言うことで、とりあえず僕は”準備完了パーフェクト素振り”をやってみることにした!
こんな感じ。