さてさて、僕は腸炎持ちで年に4~5回症状が出る。あの安倍さんが辞める言い訳に使ったアレである。
症状は、軽い時もあれば2時間くらいトイレの前で横になって唸っているような時もある。
最初の時なんか、てっきり腸に穴があいたのではないかと思った。
救急車を呼ぶべきか迷ったが、このままではウンコまみれで救急車に乗ることになって救急隊の人に迷惑がかかるし第一それはみっともないとか、だから少し歩けるようになってからとか、パンツは何枚持って行くべきかとか、下着を入れるバッグはどこにあったかとか考えて、なかなか自分では救急車は呼べないもんである。そうこうしている間に小康状態になったりして、結局呼べないのである。
それで、グルテンフリーをやってみたりヤクルトを飲んでみたりとかしている。それで最近、食品添加物にも関心を持っている。
そんなことで、この本を読んでみることにした。
著者は、元添加物の商社でトップセールスマンだった人である。そんな著者が、我が子の3歳の誕生日に食卓に出されたミートボールを見て愕然とした。それは著者が開発した添加物まみれの食品だったのだ。
そして、彼は会社を辞めて無添加の辛子明太子を作ろうとする。そんな事をしているうちにポツポツと食品添加物についての講演の依頼が舞い込むようになってきた。
そんな、著者のこれまでの生き様を交えながら添加物が食品業界でどんなふうに使われているかを紹介している。
ただ、個々の食品添加物の毒性などは、ほとんど書かれておらず、添加物の果たす食品業界での役割や消費者が気を付けるべきこと等にページを割いている。
何度も、家庭で食事を作る人に気をつけて欲しい、子供達の事を考えろと書いている。
耳の痛い話ではあるが本当にその通りである。
僕は最近、ダイエットをしている娘と疲労回復を願う僕のためにソイプロテインを買おうとした。それで、どうせならおいしいのがいいと思ってネットの評判を検索するとやっぱり。
おいしいのは、人工甘味料がたくさん入っているヤツなんだなぁ。
と言う訳で、ソイプロテインはプレーンのを買って自分で味付けする事にした(笑)