この類の本、今迄たくさん出版されてきただろうし僕自身何冊か読んだこともある。なのに、また読んでいるんだよなぁ(笑)
僕の場合、息子が少年野球を始めたときに一緒にそのチームのコーチを引き受けたことから野球チームを強くするということに強い関心があるという言い訳だけど、世の中の人は何を思ってこの類の本を読むのだろう。
野球、甲子園、やはりこの国ではこれが絶大な人気を誇っているということなのだろう。
横浜市立金沢高校、愛媛県立松山東高校、宮城県立仙台第二高校、滋賀県立膳所高校、福岡県立東筑高校、静岡県立掛川西高校。
これらの高校の野球との取り組み方、学習との両立の実態、そして、これらの高校では、どういう事を意識してチームを育成しているかなど、監督やコーチ、選手達にインタビューをしてそれを紹介している。また、実際の試合の状況なども織り交ぜながら掘り下げてチームの実態を紹介している。
はじめに感じたのは、読みやすい。
一校分の量が適切で、スムーズに読めて読後感もよろしい。著者は慣れた人なんだろうなぁなどと思って奥付をみると、なぁ~んだ一校をひとりのスポーツライターの人が担当して書いているんだ。
それにしても、皆さん手練れですな(笑)
さらっと読めて楽しかったです。
雑誌の連載で、毎号一校掲載だったらこれ目当てに毎号買いそう(笑)