ブルースだってただの唄 藤本和子著

ブルースだってただの唄、どういう意味なんだろう。
まさか、憂歌団や柳ジョージの話でもあるまいし。
これは冗談だけど、そもそもブルースは音楽のジャンルと言う以外何も知らない僕にとっては、とにかく皆目見当もつかない。
そんな、好奇心からこの本を手に取ってみた。
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ヒトはなぜ「がん」になるのか キャット・アーニー著

今回は、そんなに題名に惹かれたわけじゃないけれど、なんとなく直感で面白そうな予感がした。
外国人の著者だし、研究畑からの視点で書かれているならだいたい良く出来ているのは経験からわかっている。まあ、訳されて日本で出版されていると言う事は、厳選されているのは違いないだろうから当たり前なのかもしれない。
それにしても、日本の本にはそういう本は少ないように思うけれど、なぜだろう?
出版社のせいなのか? それとも、そういう著者が少ないのか?
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ゴルフシューズのパイクピン交換

ゴルフのスパイクが滑る気がする。そろそろくたびれてきたから買い替え時かなぁ、それとも僕のスイングがちゃんとしていないせい?
でも、見た目はまだ充分使えそうなんだよな、けど、安物だから買い換えてもいいんじゃないかとかいろいろ思うところはあったのだけれど、暇だし今回はチャレンジと言う事で買い替えずにスパイクピンを交換することにした。
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教養としてのギリシャ・ローマ 中村 聡一著

副題が、「名門コロンビア大学で学んだリベラルアーツの真髄」だ。
この本、ちょっと怪しいなと思いながら本書を手に取った。と言うのも、僕の場合、題名に教養、副題に名門コロンビア大学もリベラルアーツも、ちと胡散臭い感じがする。
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お嬢さん放浪記 犬養道子著

終戦直後の昭和23年、ひとりの女の子がアメリカに留学のため旅立った。あの犬養毅のお孫さんである。
本当は、ヨーロッパに行きたかったのだけれど、親の世話にもなりたくないし時代も時代であり直接行くのはかなわないので、いちど奨学金の出るアメリカに留学してアメリカ経由でヨーロッパに行こうと言う、なんとも壮大な計画である。
そして、名家の令嬢はそれから10年欧米を放浪したのである。
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ガンで死にかけて12年、元気に働いています。 たむらようこ著 

先日、まだ40歳くらいで下は3歳一番上は8歳の三人の子供がいる親戚の女性が乳ガンである事がわかった。
自分の歳が四捨五入すると70にもなるとガンで亡くなった人も周りでもずいぶんいるが、彼らが逝ったときに僕が感じたのは、人生の虚しさやはかなさであった。
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世界の教養大全 ロイド&ミッチンソン著

世界教養大全かぁ。この題名つけた編集者は優秀な人なんだろうな、つい読んでしまった。
まあ、なんとなく想像はしていたけれど。
内容は面白い項目もあるんだけれど、項目毎に2ページの割り当てで、どちらかと言うと雑学辞典のほうが似合っている感じ。
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魚にも自分がわかる 幸田正典著

「お隣さんじゃないし、あいつ誰だろう?」とか
「今朝、鏡を見たらあごに虫がついてたからすぐ取ったよ。」なんてお話、ニモの世界だけだと思ったら大間違い。まあ、本当に会話はしていないけれど実際の魚の世界では、それぞれの魚は相手の顔を認識しており鏡に映った自分の姿を自分だと認識しているらしい。
ホンマかいな?
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