ミラノの太陽、シチリアの月 内田洋子著

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昨年の10月に昨年8月出版のアルツハイマー関連の本を図書館で予約した。まだ、予約中。
そんな訳で他の本をポチポチと借り出している。こんな時の定番と言えばこの人の本。
たくさん著作があるし古いのも結構あるのですぐ借りられるし、ハズレがない。

本当は、ここに書くことなんて僕としては何もない。いつものリズムで、いつもの物語が心地良く流れる。そして、僕は僕の人生を少し反省する。
人を大切にして来ただろうか、物を大切にして来ただろうか、そして、何より自分を大切にして来ただろうか?

この人の本では、いろいろな人の人生が流れる。その人生の流れる場所がイタリアなのである。自分の国とは違う異国情緒あふれる描写も映画のようで心地いい。

しかし、読後にいつも感心するのは、この著者はこんなにいろんな場所でいろんな事をやっている、それも異国で。
まあ、僕もこれだけ生きて来たのだから同じくらいの事はやって来たのだろうけれど、それを繊細に感じる感受性とそれを形にするセンスが乏しいのだろうとは思うけれど。

とにかく、僕は本を読むのに疲れたら、飽きたら、なんとなく暇を持て余したら内田洋子と言う選択は変わらないと思う。その為にもストックを減らしたくないのでこの人の本はたまにしか読まない事にしている。

それから、また図書館で借りたのに写真を撮り忘れたので画像はない、悪しからず。

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