女子高生の娘が図書館から借りて来た本の三冊め、このシリーズ最後は娘の好きな浅井リョウ。
娘が中学生の頃から読み始めて、それをちょいちょい借りて読んでいたので僕にとっては、朝井リョウはおなじみの作家である。
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私をくいとめて 綿矢りさ著
女子高生の娘が図書館から借りて来た本、第二弾。
この本の題名には何の記憶もないが、著者名は聞いたことがあると思って本の奥付の著者略歴をみると文藝賞や大江健三郎賞、芥川賞まで受賞している。そうそう、背中を蹴るとかそういう題名の本だったね芥川賞は。
いやぁ、たいしたもんです。
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舟を編む 三浦しをん
定期テストが終わったばかりの高校生の娘がめずらしく「図書館から本を三冊借りて来たから読む?」と言うので、一冊借りて読むことにした。
三浦しをんの”舟を編む”である。
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カール・マルクス入門 的場昭弘著
新聞の書評欄でこの本を見たとき、僕と同年代かそれより上の人でバリバリに学生運動にハマっていた人以外の多くの人が感じるであろう反応は、「ふ~んマルクスかぁ」もしくは「いまどき?」ではないだろうか。
僕も、なにか学生時代の友人に何十年ぶりかに再会したような懐かしさを憶えた。
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